多汗症には全身に汗が増加する全身性多汗症と体の一部に汗が増える局所多汗症があります。
全身性多汗症には特に原因のない原発性全身性多汗症と感染症や内分泌代謝異常、神経疾患などに合併する続発性全身性多汗症ものがあります。
局所多汗症も原因のわからない原発性と外傷や腫瘍などの神経障害による局所性多汗症があります。原発性局所多汗症では手のひら、足のうらや脇という限局した部位から両側に過剰な発汗を認める疾患です。
多汗症・わき汗
多汗症・わき汗
多汗症には全身に汗が増加する全身性多汗症と体の一部に汗が増える局所多汗症があります。
全身性多汗症には特に原因のない原発性全身性多汗症と感染症や内分泌代謝異常、神経疾患などに合併する続発性全身性多汗症ものがあります。
局所多汗症も原因のわからない原発性と外傷や腫瘍などの神経障害による局所性多汗症があります。原発性局所多汗症では手のひら、足のうらや脇という限局した部位から両側に過剰な発汗を認める疾患です。
左右対称性に腋窩の多汗がみられ、シャツにしみができたり日常生活に支障を来します。掌蹠(手のひら、足の裏)の多汗を伴っていることもあります。
幼少児期から思春期ころに発症し、手足は緊張や精神的なにより多量の発汗を認めます。発汗量の日内変動では昼間に多く、脳の活動が低下する睡眠中の発汗は停止しています。
季節による発汗量の変動もみられ、日常生活では書類に汗じみができるなど社会的苦痛を感じることもあります。
男性に多くみられ、長期間持続し、数年にわたって毎年増悪することがあります。
熱い物を食べた後やストレスによって、頭や額に汗がしたたり落ちることがあり、このような多汗は通常数分間で収まりますが、数時間から一日中続くこともあります。
局所多汗症の診断基準は、過剰な発汗が6ヶ月以上認められ、以下の6症状のうち2項目以上あてはまる場合を多汗症と診断しています。
当院では保険診療での多汗症治療を基本に、自費診療での治療も行っております。
気軽にお悩みをご相談ください。
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